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2010年8月25日 (水曜日)
扇橋閘門(おうぎばしこうもん)の一般開放
東京のパナマ運河と呼ばれる扇橋閘門(おうぎばしこうもん)と防災船着場が一般開放されるという
ことでぷらっと見に行ってきました。
東京都報道発表資料:http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/07/20k71100.htm
何故「東京のパナマ運河」なの?と不思議でしたが、江東デルタ地帯と呼ばれる荒川と隅田川に挟まれ
た地域は地盤沈下のために土地が海水面より低くなっており、洪水を防ぐために川の水をポンプで強制
排出しているのだとか。
これにより、江東デルタ地帯内の河川水位は大潮の時の東京湾干潮位に対してマイナス1mになるよう
常に調整されているため、江東デルタ地帯の内外を行き来する船舶の交通のためにパナマ運河のような
水位調整用の閘門が設けられているのだそうです。
手前の「前扉」が東京湾へつながる高水位側、奥に上がっている「後扉」は江東デルタ地帯へつながる
低水位側の扉となります。

今日は一般開放の日と言うことで、監視所の中まで見せて頂くことが出来ました。
2台の液晶モニタはそれぞれ、「前扉側」と「後扉側」の川の様子が映し出されており、4分割された
画面で遠くからやってくる船を目視確認して閘門の制御を行うのだそうですよ。
そう、予約制とかレーダー監視とかじゃなくって、あくまで「目視」 (^-^;;
通ることが出来る大きさの船舶であれば小さな手漕ぎのボートであろうと通してくれるのだそうですが、
ジェットスキーはダメなのだそうです。

さぁ、こうなると実際に船が通るところを見てみたい!
が... 平日の今日は、レジャーボートの出入りもほとんど無く...
しばらく待って、ようやく一隻だけやってきてくれました (^-^)V
東京湾につながった高水位側から前扉をくぐって閘室(こうしつ)へ入ります。
この時、後扉は下げられた状態。

入ったところで前扉が下ろされ、高水位側と分離されます。

この時、東京湾の潮位は側壁に取り付けられた目盛りで1.0mでした。
次に低水位側の後扉がゆっくり上げられると、次第に閘室に貯まっていた水が抜けてゆき、扇橋閘門
東側の河川水位-1.0mにまで下がります。(閘室での水位の調整に掛かる時間は2分程)
撮影時の水位の差は2m程でしたが、大潮の満潮の時には3m差にまでなるのだそうです。

後扉が完全に上がるとその前にある信号が緑になって、扇橋閘門から船が出てゆきます。
船に乗ってる人達もデジカメで熱心に写真を撮ったりと、扇橋閘門を通過するこの儀式を楽しんで
いるようでした。

ホントはもっと沢山、もっと大きな船が通るのを見たかったのですけど、私が居た2時間程の間では
この1隻だけでした... それでもまぁ見られただけ幸運なのですが。
後から来た方々は見ることすら出来ませんでしたから...
でも、船は来なくてもちゃんと職員の方々が閘門を動かして下さいますよ (^-^;;
説明も丁寧で、みなさん良い方ばかりでした。
スカイツリー遊覧の船なんかに乗るとここを通過するらしいので、いつか船に乗った状態で水位の調整
を体験したいですね~
今回の一般開放も残すところあと3回ですので、興味の有る方はよかったら訪れてみて下さい。
■By mura-san | 2010-08-25 20:01 | おとなの社会見学 | コメント (0) | トラックバック(0)
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